ニューデリー・コンノトプレイス

コンノトプレイス中心部

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ニューデリー・コンノトプレイス

 デリーの中心地で、東京でいえば銀座、丸ノ内といったところ。ツーリストオフィスや銀行、航空会社やその他のオフィス、そしてまた、冷房のきいたレストランやティールーム、スナックショップ、それにデパート、服屋、ブティック、宝石店、みやげ物の店、レコード店、本屋、さらに映画館やディスコまである現代物質文明の集まっている所だ。
 ここで旅行者は都会並みの文化生活にひたることができる。
 ショッピングは品数や種類の豊富さからいって、デリーが一番便利。インドの大半のものがここで手に入る。
コンノートからジャンパス通りのインペリアルホテルまでが観光商店街で、服や生活用品、アクセサリーやみやげ物などがたくさんある。値札のついている商品は普通、努力次第で10〜25%の値引きができる。
 各州政府が経営しているエンポリウムという特産展示即売所では、各地の特産の商品が売られていて値段は少々高いが、品質は割と安定している。アッサム州、ウットラ・プラデッシュ州、マイソール州、オリッサ州、マデイヤ・プラデッシュ州、マドラス州、ビハール州、ベンガル州、ラジャスタン州の特産物がその場で買える。
 ここの値段を基準にして品物の相場なり目やすにして、町でショッピングするとぼられることも少なくてすむ。
コンノートの中心部は円型の公園こなっていて昼間は芝生の上でインド人達が寝そへっている。
 インド人の特に青年どうしが時々恋人どうしのように腕を組んだり体を寄せ合って一緒に寝ている様は少し気味が悪い。しかしインドではありふれた光景のようで、それ程の意味もないらしい。芝生に寝そべって、そんな彼らのしぐさをながめて暇をつぶしてみるのもおもしろい。なお、この公薗の中心にある噂水の下には公衆トイレがある。
 ここで寝そペっているといろんな人がやってくる。
 一番多いのが物売りとサギ師。偽セスチユーデントカード屋、安い航空券空紹介屋、、どこから手に入れたのかは知らないが、他人のパスポートやトラベラーズチェッなども売りに来る。
 その他、オレンジ、キュウリ、水までも売っている。また、「アイ、アム、マッサージマン」と言ってやってくるマッサージ師(10分ほどで2〜4Rs程。決して日本のようなツボをこころえた気持ちよいマッサージではない)や耳掃除師など様々な人間がいる。

 Aブロックの一番南かどはBOACイギリス航空、その裏側にはアメリカンエキスプレスの事務所がある。数軒横にKLMオランタ航空。その次は手織物で有名なハンドルームハウス。コットンやウールのサリーや服がたくさんある。
 奥入った中奥入った中央には郵便局があり、しばらく行くとSASスカンジナビア航空とタイ航空。さらにアメリカンエキスプレスのツーリストサーピスセンター。一番かどがウエンゲラーレストランと続く。Aブロックの裏のGブロックには中級ホテルのマリナホテルがある。

 Bブロックにはエンパイアストアというスーパーマーケットがあり簡単な買い物には便利。その横にはパルコという食器店がある。E.D.ガルゴティアとニューブックデパートという本屋はニューデリーでは日本の紀ノ国屋や、旭屋みたいな大きな本屋で色々な本を置いてある。
 その横にはボルガレストランがある。その先にカシミールアートエンポリウムがあり、文具のNATH.S.Eという店の次にソフトクリームの店があり、一番かどがスナックになっている。Bブロックの裏のHブロックにはプラザ映画館がありニューデリー駅前の道に続いている。

 Cブロックにはロップチャンドとラルアンドコーポという宝石店がある。裏のKブロックにはヨークホテルとその中にレストランヨークと中華のギンザがある。

 Dブロックは5軒程服屋や布屋が続いている。日本でなら2〜3千円するようなインドサラサで作った涼しそうなシャツが5百円ぐらいで売られていてみやげ物には丁度良い。
 角にはソフトクリーム屋とエンバシレストランがあり、ここはおいしい。その裏にパレスハイツホテルとオデオン映画館がある。
 裏のLフロックにはITDC観光バスオフィスがありここから市内観光のバスが出る。
 横にジワンロッジという安宿と、ニルラホテルがある。一階はラ・ボヘムというハンバーガー屋になっていてインド風マクドナルドみたいで、外人達がよく立ち食いしている姿が見られる。
 二階にはチャイニーズルームというデリーでは老舗の中華レストランがある。
 真中にはミナルレストランがあり道をへだてて、カケ、ロイヤルといったインド大衆カレー食堂が並んでいる。

 Eブロックに入ると日用品がふえてくる。ジーン・ジャンクションはジーンズと婦人服をあつかっているし、そんなファッションの店も多い。またナショナル・ガードレイズ銀行もある。
 メロデーというレコードショップには、インドの歌謡曲がいっぱいだ。
 特に何年も前に大ヒットした映画のサントラ版なんかが(ズラリと)並んでいて、店のオヤジにこれは何年にヒットした映画でそのストーリーはどんなのだとか、1枚1枚説明してもらうととても愉快だ。そして必ずどこかの映画館でその映画が今だに上映されているから、新聞なんかでどこでやっているか捜してもらって、その映画を見てから気に入ったらそのレコードを買ってあげると、おやじもぼく達もとてもHappyになる(?)
 この店ではステレオなんかも売っている(インドではまだまだぜいたく)。一般にはラジオ、カセットテープレコーダー、テレビの順に売れているようだ。おもしろいことに、それらの商品名や会社名、それに会社のマークなどは、いつも僕達が日本で見ているそれと、実によく似せてあるのだ。まるで日本製品のパロディーみたいでとてもこっけいだ。
 その他このブロックにはユナイティドコヒーハウスという喫茶兼レストランとユエロイというスポーツ用品店などがある。裏のMブロックにはプライトブルーホテルがあり、中級で安めのホテルだ。
 通りをへだてた向側にはシャンカール・マーケットとスーパーバザールがあり、スパイス、フルーツ、電気製品、自転車などほとんど全てのものが手に入る。この並びの一番南に消防署がある。

 Fブロックの北から3軒目には酒屋があって冷えたビ−ルを売っている。
 デリーのドライ・デー(禁酒日)は毎月第1、第2水曜日になっていて酒を売ってくれない。ただし外人は大びらな所でない限り自由に飲むことはできる。
 そのとなりには3軒、カーペット屋が続く。よく捜せばほり出しもののカーペットがあるかも知れない。
 その横はタス・スタデオスというレコードとステレオとカメラの店がある。その2軒接がユニオン銀行。チープ・ジイニーという婦人服の店もかわいい。その横がカリス・ゲストハウスという安宿で、次がアイボリーパレスという象牙店がある。ジャンキー・タス・アンド・コーポは小さなデパートで、靴、食料品、オートバイまで売っている。
 南の角を曲った所にインデイアンエアラインのエアポートバスのオフィスがあり、ここからエアポートまで5Rs。このブロックの裏側には、アイヤー&サンという旅行代理店があり、日本語の話せるインド人が3名程いる。

 裏のNブロックには内側に酒屋と安宝石店と郵便局があり、ジャンパスに面した横側にはメトロ・ホテルがある。外側には冷えたビールのある酒屋とセントラルコートホテル、その中に中華レストランがあり、数軒横にはミルクバーというパーラーのような冷房のきいた喫茶がある。ここは昼にランチがある。このNブロックの通りをへだてた向側にはラグナ・ゲストハウス、リンゴ・ゲストハウス、サニー・ゲストハウス、エイシヤン・ゲストハウスの安宿が集まっている。その先のジャンパスに面した所にツーリスト・オフィスがあり、観光、宿などの相談にのってくれる。

 この向いのGブロックの裏のブロックにはミカドとい中華レストランがある。内側にはコヒーショップとアルカテルがある。その一階のレストランでは生演奏をやっていて日本人客を見ると「赤トンボ」の曲をやってくれたりする。
 裏側のハヌマン寺院には毎週木曜日に(バザール)市が開かれる。

 国際バス
 Aブロックの下側にはヨーロッパ行きバス発着場がありカブール25ドル、ヘラート35ドル、イスタンブール80ドル、アテネ100ドル、ヴェニス120ドル、パリ140ドル、アムステルダム140ドル、ロンドン160ドル、カトマンズ25ドル、ゴア25ドル。(当時はアフガニスタンもイランもイラクも自由に旅行する事ができた)

日本を紹介しているジャパンインフォーメーションセンター
ここで日本の新聞や雑誌などが読める。
時々インド人たちに日本の映画(当時はフーテンの寅さんシリーズだった)を上映したりしていた。