http://www.za.ztv.ne.jp/m-family/south.html

湘南暴旅族

 湘南(神奈川県藤沢市)の江ノ島電鉄沿線に住む高校時代の同級生が5人が集まってツアーに参加した。別々の大学に行っている学生や進学せずに就職した人など、小宮君鈴木君井上君たちなかよし高校の同級生の悪仲間?だった。彼らはとても明るい連中だった。積極的にオフィスに来てなにかと仕事の手伝いをしてくれた。

  
最南端の凧揚げ

 彼らは1ヶ月で南インドを回る計画を立てていた。そのプランがとてもおもしろいのだ。インド大陸最南端のケープコモリンで凧(カイト)を上げる、というのであった。岬の最南端で凧をあげはじめたら、何事かと地元のインド人の観光客や海外の観光客が集まって来て黒山の人だかりだったそうである。

 そのほかに変わったプランもたてていた。その一つが、当時流行った「パチパチガム」をインド人に食べさせるプランだ。この「パチパチガム」は一見普通のガムなのだが口の中に入れてしばらくするとパチ!パチ!と音がしてはじけるのだ。それをインド人に配って食べさせるのだから、何も知らないインド人はとても驚く。それを見ていたインド人が何だろうと集まってくるので、さらにそのパチパチガムを彼らにも食べさすのだから、インド人たちに大うけだったそうである。

  空飛ぶ円盤

 また、彼らはケララ8ミリフィルム(当時はまだビデオが高かった)でバスから周りの風景を撮っていた。それを日本に帰って現像してみたら、なんと空飛ぶ円盤の飛んでいる姿が数秒映っていたのだ。アダムスキー型の円盤がはっきりと映っている。私も実際にこれほどはっきりと見たのは初めてであった。さっそく新聞にも紹介されたが、私はそのフィルムを借りて当の鈴木君たちと編集して、翌年に中野サンプラザで行った「インドネパール精神世界の旅」ツアー説明会に上映したが、反響がとてもよかった。

 実際インドやネパールで空飛ぶ円盤を見たツアー客は多い。私も見た事がある。空飛ぶ円盤は存在するかしないかの論議は別にして、確かに見た人が何人もいるのは事実だ。